From:新井翔平
初めて知った名前でした。
てるみくらぶ。
有名なんですかね?
僕は知りませんでした。
【渦中の「てるみくらぶ」が記者会見、
約3000名が海外渡航中に破たん、
経緯説明と旅行者に渡航中止を呼びかけ】
まぁそもそも旅行に行くにしてもパックとか絶対に使わないので、
あまり親しみは無いのですが、
およそ150億規模の破綻ってのは、なかなかなインパクトですね。。。
しかもその引き金が4億の支払い資金繰りが出来なかっただけってのは、、、
経営陣でさえも1ヶ月前にこんなことが起こるなんて予想もしてなかったんじゃ無いでしょうか。
自転車操業ってね、
やってみたら分かるんですけど、、、
案外、慣れるんですよねー (;´▽`A“
新卒採用もしてたってくらいだから、
経営してる本人たちも潰すつもりはサラサラなかったんでしょうね。
4億の支払い、リスケジュール出来ればなんとかなったんでしょうが、
不渡りや取引停止になると、
「人」「モノ」「スキル」「情報」いろんなものが詰まった会社が一瞬で倒産しちゃうんですね~。
(キャッシュフローコーチが役員に一人でもいたなら…)
今回、
あなたはこの、てるみくらぶ騒動を見てて、
マーケティング的にどんなことを感じましたか?
僕はこの二つです。
(1) 「群れ」を保有することの大切さ
(2) スタートアップの格安路線は死への道
(1)「群れ」ってまぁ、顧客リストですね。
常々申し上げてることですが、
顧客の「メールアドレス」や「住所」ってのはきちんと管理して、
常に「関係性」を育みましょうね。ってことです。
ま、実際のところ、
「旅行業」とか「観光業」とかってのはリストを確保しても、
なかなかリストをコントロールしながら売上を安定させるのは難しかったりします。
1ブロック先の美容室に行くのと違って、
「旅行」ってなると色々乗り越えてもらわないといけないハードルが高いので。
ただまぁ、
それでもリストを管理して、
アンケートとかをとって、
常にテスト改善しながら「リストの抱える最大公約数的な悩み」を知ろうとする努力を重ねて、
常に彼ら彼女らはどんなことを体験したいと思っているんだろう?
どんな商品を届ければこのリストは価値を感じてもらえるんだろう?
って、不断の努力を続け、
「関係性を育み続けて」いたならば、、、
リストに対して土下座して頼み込めば 笑
4億円くらいはお客さんが何か買ってくれてたかも知れませんね。笑
(ダイレクト出版なんて、
「ホームページのリニューアルして今月支払いが厳しいから
マグネティックマーケティング買ってくださいセール」
とかやってましたしね。)
(2)安いってのはリストを獲得する為の方便でありワイロ。
「安売り」ってのは、「高く売る為の戦略」として、
入り口で安くするのであって、
「安売り」そのものを戦略の中心に据えちゃうとアウトなわけです。
その証拠にどうでしょう?
最近のユニクロって、そこまで安いですか?
資本がある会社が安売りをする理由は、
ライバルを窒息死させる為であって、
市場のライバルがみんな窒息死したら今度は安心して「値段を上げて」行くことができます。
しかもスタートアップや起業間も無い頃から戦略的に安売りなんてのはほとんどできません。
体力がないので。
スタートアップや起業間もない人、
(とりわけコーチとかカウンセラーとかコンサルとか)は、
単発1万円とか2万円とかで売っててもいつまでも楽にはなりませんよね。。。(´A`。)
せめて30~50万とかのパッケージを作って、
3ヶ月や6ヶ月の役務契約を交わすと、
やっと広告費が出せます。
リストとの関係性。
いかにすれば高く売れるか。
どっちもダン・ケネディがいつも言ってくれてることですね。
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